新聞でネコを飼っている人の方が犬を飼っている人より多いとか。
犬は毎日散歩しなければならないのでよっぽど愛情がないと難しいのでしょう。
世界中でネコは大人気。アメリカのマンガでは「悪いねこたん」とか扱われているようですが、
幸運を呼び込む魅惑的存在と位置付けられているようです。
このネコ人気はいつから?どこから?
世界の国の人が話す言葉が違うのに、なぜか
「これだけは世界中で共通なんだけど何故?」
ということがけっこうあります。
ネコや犬を飼う習慣がまず挙げられますが、他にも
「お金はみな丸い」
「金が結局のところ絶対的な価値の基準」
「病院には医者と看護師」
これは例に過ぎません。
他にもいっぱいあるんじゃないでしょうか。
探してみましょう。
言葉や文化、気候や食べるものが違ってもどうしてこれが世界共通なの?
やっぱり一カ所から爆発的に広がったのでしょうか?
自然と皆がやり出した・・・?(「百匹目の猿」現象)
進化生物学的に当然の帰結?
その原因を推測するのもおもしろいことだと思います。
南淵明宏
心臓外科医
昭和大学教授