赤穂浪士の日が今年もまたやってきました。
「忠臣の日」、というべきでしょうか「リベンジの日」というべきでしょうか。
しかし世は「憎しみはあげない!」という風潮になりつつあるような。
プラトンは次のように言いました。
Only dead soldier can see the end of war.
死せる兵士のみが戦いの終わりを見る。
(つまり戦争はこの世で永遠に繰り返される)
赤穂浪士の討ち入りはその後連鎖することはありませんでした。
しかし恨み辛みとは人間の性です。
人に恨みを買うようなことばかりやっている人がいます。
人が窮地に陥り悲鳴を上げる、そんな様を見るのが大好きという意地悪
な人です。
そんな人の人生はすさんだものです。
一方で他人の心に光明を灯す人もいます。
係わる人すべてに勇気を与え、前向きにし、幸福に向けて後押しする、そんな人間でありたいと願います。