教育は国の礎。誰が何を教えるかが、長年議論されています。
先日の朝日新聞日曜版付録のグローブはなかなかの圧巻でした。
これから若者は世界で勝負しなければなりません。
すると今日はこんな記事が載っていました。
中学生の教科書で、日本文教出版が発行している歴史の教科書に
「明治政府はアイヌ人達の土地を取り上げて・・・」
という記述に文部科学省からクレームがついて
「明治政府はアイヌ人達に土地を与えて・・・」
というのに変更になった、というのです。
「取り上げて」と「与えて」は大違い!
国の方針と教育の現場ででは大きな隔たりがあるようですが、傍証となる事実関連も国の主張には無理がある・・・と理解されるような
状況だと記事を読む限り思われます。誰が読んでも。
これぞ教科書だと思います。
アイヌの人達に対する明治政府の政策がどうであったのか、100年
経った今でも国の立場と現状で理解されている内容には大きな隔たり
がある、という実情、これこそ歴史!
これぞ歴史を学ぶ、ということではないでしょうか。
歴史ってホント、面白いですね!