先日子供の父兄会のようなものに参加していて、いきなり司会者から名指しされました。
「ナブチ先生一言お願いします」
びっくりしました。
全く予想していない状況で発言を求められたのです。
さらに条件の悪いことに直前までうつらうつら・・・。
「えーっ、昨今の医学部教育におけるリベラルアーツ軽視の傾向は由々しき問題でありまして・・・・」
などとそれらしいコメントをしたのですが、ものすごく汗をかいた次第です。
司会者だった方は砥部病院院長、中城敏先生。
愛媛新聞の日曜版の「四季報」というところに毎週コラムを連載されておられ、
内容は多種多様、多岐にわたりまさにリベラルアーツ!
御同慶、我が意を得たり!
その中で中城先生は砥部町のラーメン店の壁に貼ってあったハガキの文章を紹介されておられました。
「気づいて欲しいあなたの幸せ
目が見えること 耳が聞こえること
手が動くこと 足で歩けること
呼吸ができること 心臓が動くこと
うんこもできること
何でもないことがとても幸せなこと
幸せとは手に入れるものでも 望むものでもなく
気付くもの」