参議院選挙では若い人が参政権を得た最初の選挙。
選挙による日本の方向の大きな舵取り、と言えます。
政権与党の方針、corporatism(企業優先、社会は企業ありき、
企業の発展、増収は社会の安定、と信じて企業をとことん優遇する
政治)をどんどん進めて行くのか、一億総ブラック化で
どんどん追い込まれる99%の人達の声が届くのか?
偉い人がちゃんとしっかりやってくれるに決まっている、
と信じて疑わず「上品でエラそうに見える人」に投票するのか、
「政見放送をちらっと見たけど、すごく正直にまともなことを
しっかり語っているなこの人」で投票するのか?
「やっぱアメリカでしょ。アメリカの言うことを何でも聞いて
お金も出す、それが国際社会では正義なんだから」と考えるのか、
「う~ん、とはいうもののアメリカだって99%の人が支持する
大統領候補ががんばって発言しているしぃ~。やっぱり遺伝子操作
した農作物をちゃんと表示しましょう、なんて勇気を出して
アメリカで発言する人ってスゴイ!」と感じるか。
若い人達も大半はやはり「長いものには巻かれて一生強い権力に
保護してもらう生き方が最善!」と考える普通の日本人なんで
しょうか?