岩が落ちて人が死ぬのではない。岩が落ちてくるかもしれない・・・
という恐怖で人は死んでしまうのだ。
ドフトエフスキーの「悪霊」の台詞です。
名言だ!とつくずく思います。
病気だ!手術だ!
患者さんをまず強大な恐怖が襲います。
それは思考や行動を妨げてしまいます。
私も偉そうなことは言えません。
岐路に立ったとき、新しい生活が始まろうとしているとき、私たちは
不安や恐怖で心が支配されてしまいます。
それが人間だと思います。
恐怖から我々を救ってくれるのは目の前の現実です。
「なーんだ!そんなことだったのか」
未来は必ず開けます。
これも人間ならではです。