スタップ細胞はなかった!
ブームはとっくに去っているスタップ細胞ですが、このほど
再現実験でスタップ細胞を確認できなかった。
研究に使われた細胞はES細胞(幼若幹細胞)だった。
という報告が最近新聞に載っていました。
「今頃なに?まだそんなこと言ってるの?」
こう感じた人も多いかも知れません。
こんな格言があります。
科学の使命とは、新しい世界に我々を導く扉を開くことではなく、繰り返されてきた不毛な論争に
終止符を打つことである。
これは何?なぜ?どんなふうに?を追及する科学の現場で
「こっちの道は行き止まりだ」
としっかり確認することはそれはそれで大きな意義があるのです。
つまり「スタップ細胞と言う現象は現状では確認できない」と断言することは現場としては大変に重要だったのです。
人類はこれでまた一歩前進しました。