ブログを読んで下さっている皆様、ありがとうございます。理学療法士 德田です。
最近は「時間」の使い方に固執していまして、よく考えることがあります。時間は限られた物理的というか、我々を支配している偶像のような、眼に見えたり見えなかったりするもので、空間を作り出す要因でもあります。
ときに、誰かの影響によりその時間を費やすこと、それは動かされた時間の消費ですが、そこには能動性と受動性が存在し、確固たる意志の基に時間を使うのか、はたまたそうではないのか。家庭的な役割や組織の人間という肩書などが場面に応じて、容赦なく自身の意思決定として連続的に繰り返されます。
「手術時間」一つにしてもそうですが、患者さんや医療者にとって今後を左右する重要な要因です。当然、時間が短ければ心臓にかかる負担は少なくて済みますし、回復に至る時間も短縮されます。時間短縮のため、そこには誰もが能動的に連続した意思決定を行いますが、特にボス率いる心臓外科チームは時間を無駄にしません。即決、迅速行動が信条ですね。
「回復の時間」を任された一人として、意思決定(責任)と意味のある能動的な行動(手段)をもって、日々是臨床中です。